こう続けた。
「私には10歳の息子と1歳の娘がいますが、子供たちにバーディの病気について常に説明しなければならないのは決して簡単なことではありません。またバーディが通う保育園にも医師の診断書を提出しており、オムツに血が付いていても心配しないよう伝えています。娘の病気を他の人に理解してもらうことはとても大切なことなのです。」
なおバーディちゃんは、生後9か月で初潮を迎えて以来、下着を汚す程度の軽い月経が不定期にあり、6か月ごとにホルモン検査、超音波検査、レントゲン検査を行い、思春期早発のその後の進展を調べなければならないという。そして成長のスピードがあまりにも速い場合は、身長の伸びが早期に止まったり精神的な負担が大きくなることなどを避けるため、ホルモン注射によって成長を遅らせる必要があるようだ。
ただバーディちゃんは現在、医師のサポートのもとで病気を上手くコントロールできているそうで、サラさんはこう述べている。
「バーディの月経は不規則で予測ができませんが、医師は娘の症状をしっかり監視してくれています。私たちが今できるのは、娘が同年齢の子たちと同じくらいの速度で成長できるよう見守ることです。そのうえで必要であればホルモン治療を受けさせるつもりです。」
もうすぐ3歳になるというバーディちゃん。稀な病気と闘っているものの、今のところ外見は年相応である。そして性格はというと、自我が強く、時には癇癪を起こす、ごく普通の女の子だという。
ちなみにこのニュースには次のようなコメントがあがっている。
「早く病名が分かって良かったね。」
「牛に投与されるホルモン剤や遺伝子組換え作物などの食品が影響しているのでは? 最近の食べ物は何が入っているかわからず怖い。」
「私の娘は2007年に同じ病気と診断されて、10歳まで3か月毎にホルモン注射をしたわ。」
「私が母親だったら、この子にホルモン治療をするのを考えてしまう。」
「6歳の姪が同じ病気。ホルモン治療をしないほうが怖いのよ。」
「女児の名前と写真をメディアに出すなんて! 親は注目を浴びたいだけだろう。この子がかわいそうだ。」
「母親は多くの人にこの病気について知って欲しいのでしょう! 知っていたらためになることよ。」
「こんなに小さなうちから月経なんてかわいそうだと思う。ティーンエイジャーや大人だって大変なのに!」
「病気についてシェアしてくれてありがとう。」
「その笑顔がいつまでも続くといいね!」
画像は『New York Post 2022年11月17日付「I rushed my baby to ER with a diaper full of blood ― to be stunned by her diagnosis」(Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)