エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】ビスケットブラザーズ『KOC』王者でも「すべり続ける」と宣言 優勝に同期の霜降りやコロチキも歓喜

今回の決勝1本目のネタを30回も観たという。また相方の西野創人は「ホンマやったら同期が獲ってめっちゃ悔しいはずなのに、面白すぎたから最高やった」と声をかけてきたそうで、原田は「“悔しい”という感覚がいまだにあるというのが、こいつらがずっと面白い理由だと思いましたね」と分析し、「霜降りやコロチキが最高に面白いと思っているので、上にあがっていって(活躍していて)ホッとしていますね。彼らが『全然通用しません』と言われたら僕らは無理なので」と同期の活躍も励みになっているようだ。きんは「もっといい時代が来そう。そこに並べるようにならんとあかん」と意気込んだ。

これからもすべり続けると意気込むビスケットブラザーズ

王者になって「ライブでやっていたことが全部テレビに変わっていく」と現在の状況を明かした原田。王者として「すべられへんかもな。ちゃんとせなあかん」と頭をよぎったというが「僕らはそんな高尚な芸人じゃないので、絶対にすべり続けたりネタも攻め続けてたまにホームラン打てる方がいいので、そこの意識は変わらないでおこう」と心がけているそうだ。きんも「そうですね、すべりますし」と頷いた。

原田は「(NSC時代と)コントは変わっていないけど、あのときは尖って若くて…というのが、(今は)尖っているけど、その尖りを布で包めるようになった。尖ったまま布できれいにくるんであげて、人々を傷つけないようになった。スキルとかいろんなものがある程度身について、いろんなことができるようになったんやな」としみじみ。現役生に向けてきんは「本当に自由にやってもらったらいい」、原田は「自分がすごいということに自信を持って。僕は誰に対しても『自分は突き抜けた天才だ』と言い張っていたので。堂々として自分を信じるしかないですね」とそれぞれエールを送った。

ビスケットブラザーズの特別授業に参加した生徒たち

5つのスクールからなる、エンタメの表方・裏方を目指す人たちを育成する吉本興業の教育機関であるよしもとアカデミーでは、2023年度生徒を募集中。資料請求はよしもとアカデミーまで。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

特別授業を行ったビスケットブラザーズ 左はMCの怪獣・たけうち

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