奇跡的にフロントガラスを貫通しなかった。
金属片と衝突直後、アネットさんはなんとか安全な路肩に移動して車を停車させてアメリカの緊急電話番号である911に通報し、救急隊員が到着するまで放心状態で座っていたという。金属片の直撃を免れたものの、フロントガラスの破片が散乱したことでアネットさんは軽い切り傷を負い耳から出血が確認された。「私自身ガラスを浴びましたし、車の中もガラスだらけでした。もし私がメガネをかけていなかったら目の中にもガラスが入ってしまっていたと思います」とアネットさんは話している。
ユタ州ハイウェイ・パトロールは、飛んできた金属片は別の車両の荷台に積まれていた物が落下したのではないかとみて捜査を進めている。
最近は洗濯機からソファまで多くの落下物の報告が増えているそうで、ユタ州警察のコディ・オラウさん(Cody Ohlau)は「荷物がしっかりと固定されていることを確認してください。2週間ほど前に車の上にマットレスを乗せ、窓から手を出して支えながら走行している車を見かけました。このような形で走行するのは決して許されるものではありません」と警告した。
ちなみに2020年には、ものすごい勢いで飛んできたカメが走行中の車のフロントガラスに突き刺さったという耳を疑うニュースも話題を呼んでいた。
画像は『Utah Highway Patrol 2022年7月14日付Facebook「DEBRIS UP AHEAD」』『FOX 13 Utah and Salt Lake City 2022年7月15日付「Utah woman shares terrifying moment when metal rod crashed into windshield」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)