「騒然としていましたよ。こんなことは初めてでしたね」と当時の様子を振り返っている。また今回のビンゴ大会の主催者であるマウリシオ・ファサーニャさん(Mauricio Facanha)は「皆がビンゴになって大興奮して叫び始めたんですから、私も驚きましたよ」と予想外の事態に面食らっていた。
なお今回の事態は主催側が用意したビンゴカードの印刷ミスによるものと報道されており、全てのカードに同じ番号が同じ配列で印刷されていたという。つまり参加者全員が同じカードを持っていたので、全員が同時にビンゴしてしまったのだ。
気になるのは賞金の行方だが、現地報道によると賞金の1000レアルを101人全員で均等に分けることにしたそうだ。1人あたり約9.9レアル(約256円)となるが主催側は数字を切り上げることに決め、最終的に参加者全員が10レアル(約260円)を手にすることになった。
参加者のオスマールさんは、3枚のビンゴカードを20レアル(約520円)で購入していたという。「今回人生で初めてビンゴ大会で当選しましたが、全員と賞金を分けなければならなくなりました」とオスマールさんは肩を落としていた。
画像は『Play Crazy Game 2022年7月4日付「VIDEO: bingo has confusion after 101 people win together a prize of R$ 1,000 in Grande Fortaleza | Ceará」』『New York Post 2022年7月6日付「Over 100 people win Bingo at same time in chaotic scene: ‘It was mayhem’」(Jam Press Vid)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)