「これは大麻だと思う」と確信を持った口調で話していた。
動画に付けられていたキャプションによると、男性は宛先不明で約1か月オフィスに置かれていた荷物の中に入っていたブラウニーを食べたという。この荷物には返送先の住所が書かれていなかったため、仕方なくオフィスに置いたままにしていた。またこのブラウニーを食べてしまったのは映像に映った男性だけではなかったようで、仕事前である朝5時半~7時半の間に当時その場にいたスタッフらで食べたそうだ。
ブラウニーの入っていた箱には「パブロ・チョコバーの食べられるもの(Edibles by Pablo Chocobar)」と書かれており、これはコロンビアの麻薬組織のリーダーで1993年に死亡したパブロ・エスコバル(Pablo Escobar)を指しているという。分かる人には分かるのかもしれないが、大麻が入っているとは思わなかった男性らはこの大麻ブラウニーを次々と口にしてしまったのだ。
今回の件を受けて英国郵政社「ロイヤルメール(Royal Mail)」は関与した職員の一部に停職処分を言い渡したと明かしており、広報担当者は次のようなコメントを発表した。
「私たちは社員に対し常に最高水準の行動を期待しており、この問題を非常に真摯に受け止めています。調査を開始し、懲戒処分などさらなる措置が必要かどうか判断していきます。また全てのスタッフに対し、配送または返送先住所のない荷物の正しい対応方法について注意喚起します。」
ちなみに昨年9月には、英ウェストヨークシャー州で大麻が入ったお菓子を食べた子どもたちが重い中毒症状で病院に搬送されていた。
画像は『Metro 2022年2月3日付「London posties stagger around after accidentally eating a load of hash brownies」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)