人々は試してみたかったベッドやマットレスなど好きな物をそれぞれ選んでいたという。
同店が公開した当時の写真には、展示品のフカフカベッドで眠る老夫婦の姿やオシャレにデコレーションされたベッドの上で携帯を触ってリラックスして過ごす人の姿も見られた。
またIKEAではスウェーデンフードを楽しめるレストランエリアも併設されており、店内で足止めされてしまった人々は食べる物に困ることはなかった。レストランでは大画面でテレビを見ながらの食事を楽しんだそうで、ピーターさんは「本当に良い夜でした。とても楽しかったですね」と話しており、自身もその日の夜を満喫したようだ。
さらに同店舗の隣にあるおもちゃ店の従業員も帰宅困難となってしまい、IKEA店内でのお泊り会に参加したという。おもちゃ店の店長であるミシェル・バレットさん(Michelle Barrett)は「暖かくて居心地が良いし、車の中にいるよりもずっと良かったですね。店内に入れてもらえて嬉しかったです。こんな経験は二度とないでしょうから笑っちゃいましたよ」と珍しい体験に喜んでいた。
ありそうでなかった今回の事態が多くのメディアに取り上げられると、「IKEAに泊まれるなんて、みんなの夢だよね」「店内に足止めされるなら、IKEA一択しかないよ」「これは誰もが一度は夢見た状況じゃないか!」「これなら帰宅難民になったとしても、天国にいるような気分だ」など羨望の声が相次いでいる。
画像は『The Sun 2021年12月3日付「SCANDI PLACE FOR A SLEEPOVER IKEA customers forced to bed down in store’s showroom after being SNOWED in」(Credit: IKEA Aalborg)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)