キダの被毛は白色のため分からなかったという。
飼い主は全盲の犬のFacebookグループに参加してアドバイスを受けており、「キダはかけがえのない存在なの!」と語るとこう続けた。
「眼球を摘出したキダは、目が見えなくなったことで落ち込んでしまうのでは心配していましたが、痛みから解放されて随分リラックスした様子でした。獣医から『犬で一番大切なのは嗅覚だ』と聞き、本当にそうだと納得しています。」
「キダは目こそ見えませんが、普通の犬と同じように元気に生き生きと過ごしています。庭を散策し、お散歩が大好きなとてもハッピーな犬なのです。特に多くの犬が訪れるゴーフォース・パークはキダのお気に入りの場所なのですよ。」
なおこの動画には、「犬って匂いや、周りの音で何でも分かるのよね。大好きな公園にできるだけ連れて行ってあげて!」「見えている? と思ってしまうような振舞いだよね」「笑っているのが分かる。本当に嬉しそう」「尻尾も振っているよ!」「ああ、涙が止まらない」「目が見えなくても喜びを見つけているって素晴らしいと思う。私たちも学ぶべきことがあるね」「キュート!」「私まで幸せな気持ちになってきた」といったコメントがあがっており、多くの人をほっこりさせているようだ。
ちなみに2019年にも、両目の眼球を摘出した犬のニュースをお届けした。視力を失った5歳のゴールデン・レトリバーは、1歳下の妹犬がガイドとなり第2の人生を歩みだしたという。
画像は『Kida the Pyr 2021年10月11日付TikTok「We used to take her to the dog park all the time before she went blind」、2021年10月12日付TikTok「Quick explanation on Kida’s eyes!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)