今月11日にカレンさんはこのネズミをサルフォード市にある支部へ持ち帰った。
同支部のマネージャーであるスージー・ヒューズさん(Susie Hughes)はこのように明かしている。
「勇敢にも猫用の扉をよじ登ろうとしていたこの子は、とてもお腹が空いていてすぐにケアが必要な状態でした。」
「この子はとてもフレンドリーで優しい性格です。本当に愛らしいので、私たちはおとぎ話のような今回の件が早く終わりを迎えるように願いを込めて“プリンス・チャーミング(Prince Charming)”と名付けました。」
プリンス・チャーミングの尻尾には天敵に襲われたとみられる傷があり、献身的なケアを行いながら新しい家族を見つけるという。
なおネズミをペットとして飼育することについて、RSPCAはその責任を以下のように訴えている。
「ネズミは夜間や明け方、夕暮れ時に活発に活動します。知能が高く非常に社会的で、触覚や嗅覚にも優れた動物でもあります。」
「ネズミのニーズは複雑で世話をするのは簡単ではありませんが、そのニーズを満たせばとても世話のしがいのある動物であり、親密な関係を築くことも可能です。」
「ネズミの寿命は約2年ですが、それより長く生きる可能性もあります。他のペットに比べれば短く感じますが、それでもネズミを飼育することには大きな責任が伴い、献身的な世話が必要になります。」
画像は『Metro 2021年8月23日付「Rat caught sneaking through cat flap is rescued and named Prince Charming」(Picture: RSPCA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)