ラルフと過ごした数週間を感慨深く振り返っているのか静かに見守っていた。ところがその瞬間は、突如として終わりを迎える。
ラルフは空高く飛ぶことにまだ慣れていないようで、庭の低い場所を飛んでいた。そのラルフの様子に気がついたキャバリアの愛犬“マーベル(Marvel)”がラルフを追いかけると、“パクッ”と一口で食べてしまったのだ。
動画にはその一部始終が収められており、急いでマーベルのもとに駆け寄ったダニーさんも「マーベル! マー…バカヤロウ!」とショックで言葉を失いかけていた。カメラがマーベルに近づくと口をもぐもぐと動かしてラルフを食べてしまっていることがはっきりと分かる。
ダニーさんが「マーベルが食べちゃったよ」と話す傍らで、ロニー君はマーベルに近寄りその口元を冷静に凝視している。最後に顔をしかめたロニー君がカメラの方に振り返るところで動画は終わっているが、この後に少しも悪びれる様子を見せないマーベルにロニー君は憤慨してしまったようで、ダニーさんはカメラを止めてロニー君をなだめたという。
ダニーさんはこの動画を自身のFacebookに「ロニーとペットの蝶“ラルフ”のショートストーリー」とタイトルを付けて投稿すると、コメント欄には「オーマイガー!」「これは笑いが止まらないよ」「うちでも同じことにならないように気を付けないと」「マーベルやっちゃったなあ」「動画のタイトルも最高」などのコメントが寄せられ、涙を流して大笑いする絵文字がずらりと並んだ。
ちなみにダニーさんは、「マーベルは普段からイタズラ好きで、家の中でよくトラブルを起こしています。ロニーはマーベルに対してかなり怒っていて、口もきいていない状態ですよ」と明かしている。
画像は『New York Post 2021年8月2日付「Little boy nurtures caterpillar into butterfly – until dog eats it」(Danny Seddon Facebook)』『LADbible 2021年8月3日付「Boy Releases Butterfly Only For His Dog To Eat It Seconds Later」(Credit: CONTENTbible)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)