SNSを通して連絡を取ってきたというエドミウソンさん(Edmilson、26、以下エドさん)と交際をスタートし、2019年7月に結婚したのだ。
カリーヌさんはエドさんとの関係について「私たちの交際を知ると、SNSには『彼女が金持ちなのでしょう?』とか『嘘でしょう。モンスターと付き合うなんて信じられないね』といった声があがったの。でも病気であることは私が悪いわけではないし、私たちの愛は本物よ」と語っている。一方のエドさんも「僕は彼女の強さに惹かれたんだ。そばにいると心地良いし、彼女も同じように思っているよ」と述べ、お互いに大切な存在であることを吐露した。
そんな2人に昨年8月、大きな試練が訪れた。それまで皮膚表面にしかなかったカリーヌさんのがんが頭蓋骨の中に転移、非常に難しい手術を受けたのだ。カリーヌさんは術後の回復が遅く酷い痛みに苦しみ、そばで付き添うエドさんにとってもつらい日々が続いた。
ただ嬉しいこともあった。カリーヌさんが手術を受けることを知ったSNSのフォロワーらが治療費などを集めるキャンペーンをスタートし、24時間以内に目標額が集まったのだ。またその後も寄付は続き、カリーヌさんはこれを資金により広い家を購入することができた。ほとんどの時間を家で過ごすしかないカリーヌさんにとっては、まさに夢が叶った大きな一歩だった。
実はカリーヌさんは現在も身体中に多数のメラノーマがある。ただ全てをいっぺんに切除することはできないため、優先順位を決めて少しずつ手術を行うしかないという。それでもカリーヌさんは前を向き、こう語っている。
「生きている限り闘うわ。だって生きているということは希望があるってことだから。泣いて過ごすよりも笑っていたい。人生は一度きりだから。」
そして「今、一番楽しみにしていることは?」との質問に対しては、「日焼け止めを全身に塗って、曇りの日に夫とデートすることよ。だって夫は神様からの贈り物だから」と笑顔を見せた。
画像2~6枚目は『Káh 2019年1月17日付Instagram 「Entrei na modinha tbm」、2019年5月13日付Instagram 「“13 de maio”」、2020年3月29日付Instagram 「2.2 juntinhos」、2021年7月31日付Instagram 「Compartilhar minha」、2021年6月23日付Instagram 「Deus, me dê forças para」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)