コートニーさんが予想だにしなかったことが起こった。その看板の前にたくさんのキャンディーやチョコレートがあり、近所の子供達が「トリック・オア・トリート」でもらったお菓子をゾーイちゃんのために次々と置いていったのだ。
このお菓子の山を見たとたんにコートニーさんは感極まり、涙が止まらなかったそうだ。そして積まれたお菓子の写真とともにFacebookに次のように綴った。
「もう、涙が止まりません。よく『最近の10代や子供達はなってない』なんて言いますが、それは間違っているというものです。今日、私達の庭にこの看板を立てました。うちの近所には300~400人もの子供がいます。この看板は子供達がうちのドアをノックした後、お菓子がもらえないことに失望しないように立てたものです。」
「そして今夜、玄関のセキュリティカメラを覗くと子供達が看板の前に立ち寄る姿を目にしました。写真ではよくわからないかもしれないけど、本当にたくさんのお菓子がここにありました。中には美味しそうなものも…。」
「さて、真面目な話に戻りますが、もし皆さんの子供がこの素敵な贈り物をしてくれたのであれば、これが私達にとってどれだけ意味のあることだったか子供達に伝えてあげてください。今年最高のキャンディーナイトに見知らぬ子供へ愛を示した、善良で寛大な子供達がいることを多くの人に伝えてください。」
コートニーさんの投稿には多くの人が温かい気持ちになったようで、次のようなコメントが寄せられた。
「なんて素敵な出来事なんだ! そして娘さんには強くあってがんに打ち勝ってほしい。」
「これは将来に希望が持てるってこと。私達の子供もこんな思いやりを持つようにと教えています。」
「世界にはもっとたくさんの愛情深い親切な人がいます。こんな善良な人が世にいるなんて神に感謝です。」
コートニーさんのFacebookには、今も多くの人からゾーイちゃんの回復を願う言葉が届いている。
画像は『Courtney Thomas 2020年9月16日付Facebook、2020年10月31日付Facebook「I can’t stop crying」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)