約千円で購入しドアストッパーとして使われていた胸像、4億円超の価値が判明(…
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麻酔下での内視鏡手術で摘出した硬貨を見て彼の話を信じ始めたという。というのも硬貨の周囲には長期間鼻腔内に留まっていたために沈着した鼻石(鼻分泌物中の炭酸カルシウムやマグネシウムなど)が形成されており、硬貨は半世紀も前のものだったのだ。
医師は「53年間も鼻腔内に異物が留まっていたのにもかかわらず、合併症が起きなかったことは幸運だった」と非常に稀なケースとしながらも、約1時間半をかけた手術では鼻中隔湾曲症の治療も行い、男性の鼻づまりの症状は改善されたという。
なお旧ソビエト連邦で使用されていた1コペイカは、1ルーブル(約1.37円)の100分の1で、重さは1グラム、直径15ミリ、厚みは0.9ミリほど。表面には国章であった鎌と槌がデザインされているが、摘出された硬貨は小さくなり国章も消えていた。
画像は『Oddity Central 2020年11月27日付「Kid Shoves Metal Coin Into His Nose, Forgets About It For 53 Years」(Photo: Konchalovsky City Clinical Hospital)』『Numista 「1 Kopeck 15 orbits」((C)nalaberong)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)