続けて「でもそんなことはありませんよ。9か月頃になると元気にあちこち動き回りますから」と現在9か月の次男ルイ王子の近況を重ね、ベテランパパぶりを発揮した。
参加者を囲んでのディスカッションでは「男性は一定のペースに乗って物事を成し遂げようとする傾向がある」ため、赤ちゃんが生まれそのペースが崩れることは「これまでの人生に大きな変化をもたらす」と明かす場面も見られた。
「幼い頃から『将来のビジョン・計画を持ちなさい』『キャリアを築きなさい』と教えられてきた私達は、父親になった途端、考慮しなければいけないことがドッと増えた気持ちになるものです。」
理想の男性像とのギャップや世間からのプレッシャー、そして父親としての責任感などに苦悩した実体験をシェアした。
「Future Dads(未来のパパ達)」という名称だけに、今春第1子が誕生予定の弟ヘンリー王子にぴったりな公務だったような気もするが、3児の父親となる過程で様々な苦労や精神的葛藤を乗り越えてきたウィリアム王子だからこそ、参加者の気持ちにこうして寄り添うことができたのだろう。
今回同イベントに出席したウィリアム王子について、SNS上には「英国の若者にとって一番のロールモデル」「人々に寄り添うことのできるウィリアム王子は、きっと素晴らしい国王になるはず」と称賛の声が多数あがっている。
画像は『Kensington Palace 2019年2月14日付Instagram「The Duke of Cambridge visited a programme called “Future Dads”, set up by the charity #Futuremen in London this morning.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)