驚くべきメッセージが目に飛び込んできた。
「金を乞うのは止めろ! なぜ、人から簡単に資金を調達しようとする!? 寄付金の呼びかけにはもううんざり。もしあんたの病気が治らなかったら、その金はどうなるんだ!」
カレンさんは自分のことを知っている誰かが送ってきたのかと封筒を見たが、切手が貼られておらず、送り主が誰なのか全く予想がつかなかった。カードを送った人物は、直接カレンさん宅の郵便受けに投函したようだ。
「末期がんと闘う状況の人にこんなことをしてくる誰かがいることが、ただもうショックでした。誰かが私の人生に、このような嫌がらせまでして介入しようとしてくることが理解できません。怒りはないですが、話をしたい気持ちがあるし、こういうことをする人を残念に思います。」
その後、カレンさんはFacebookにこの件を投稿。すると多くの励ましの声が寄せられ、温かいサポートに感謝の気持ちを述べている。
「私はがんと闘うことを止めません。精いっぱい闘って前向きな気持ちを持ち続けたいと思っています。こんなことでくよくよしたくはありません。」
現在『JustGiving』のサイトには、目標額3万ポンド(約418万円)に対して7,801ポンド(約109万円)の寄付金が集まっている。
画像は『Karen Land 2019年1月15日付Facebook「Embracing the baldness.」』『Metro 2019年1月14日付「Mum with terminal cancer told to ‘stop begging for money’ in heartless card」(Picture: Karen Land/BPM MEDIA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)