鉄道橋で撮影中の夫婦 電車接近に気づかず、27m下の渓谷に飛び降り重傷(印…
Rank.1
フランシスコは腰を下げると用意された桶と水差しでそれぞれの足を洗い、持ち上げてその甲にキスをした。受刑者12名の内訳はカトリック教徒8名、イスラム教徒2名、正教会のキリスト教徒1名、そして仏教徒が1名。出身はフィリピン、ナイジェリア、コロンビア、シエラレオネ、モロッコ、モルドバ、イタリアなどであるという。
彼は「人命が最優先。刑罰とは生きて罪を償ってこそ。人生をやり直す希望を伴うべきものである」と謳う死刑廃止論者である。看守らには「ここでの職務に希望や明るい気持ちを失うことなく、すべての受刑者がいつか社会復帰できるよう助けてあげて下さい」と述べてからレジナ・チェリ刑務所を去っていったが、病気療養中の受刑者の見舞いも忘れなかった。
こうした刑務所での奉仕活動はこれで4度目だが、「プライベートで」という本人の意思によりいつも非公式である。常に人々と寄り添い気軽に話しかけ、しかし真実を誠実に話そうとする姿勢が素晴らしいローマ教皇フランシスコ。来年にも白内障で手術を受けるそうだ。
画像は『Metro 2018年3月31日付「Pope Francis washes and kisses inmates’ feet in Rome prison」(Picture:IPA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)