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「我々はアメリカに住む人々、特にトランプ大統領にメッセージがある。」
「我々は決して屈しない。戦術を変えて戦うのみだ。覚悟しろ!」
UCCが公開したとされるビデオの冒頭にあるのはそんなメッセージだ。そしてテログループを敵視する政治家、著名人、宗教指導者などを含む8,786人の名前と住所、メールアドレスが記されたリストを流し「見つけたら殺せ!」と指示。世界のイスラム国支持者に対して、個別にテロを行うように呼び掛けている。
2016年4月に結成したとみられるUCCによる「殺害リスト」の公開はこれが初めてではなく、UCC結成直後には米国土安全保障省や国防省など政府機関と関連のある43人のアメリカ人の名前、電話番号、郵便番号が公開されていた。また規模が大きいものとしては同月、3600人のニューヨーク市民の個人情報リストがメッセンジャーアプリ「テレグラム」に暗号化されて公開、市民を恐怖に陥れた。
今回のリストは約20年にわたりテロ監視を続けている米団体「SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)」により、その存在が明らかになった。
殺害リストがただの脅しにすぎないのか、信憑性が高いものなのかははっきりしないが、「インシャ・アッラー(Insha Allah)」の掛け声のもと、UCCが米国を敵視し個人でテロを行うよう世界に危険なメッセージを送っていることは確かなようだ。
これが拡散しイスラム国支持者がリストをもとに行動を起こすようなことがあれば、それは恐怖でしかない。
出典:http://www.express.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)