同動物保護団体に連絡を入れてクロシックを保護してもらうことにした。
保護されたのち、クロシックは動物病院で超音波検査を受けようとしたのだが、脂肪層が厚すぎるせいで検査することができなかったそうだ。同動物保護団体の広報担当者は次のように語っている。
「クロシックについては、(病院の)みなさんが彼をすごく愛していたために、動けなくなるほど肥満になるまで餌を与えてしまったという極めて稀なケースでした。」
そんなクロシックの姿を目にした人たちからはこのような声が寄せられた。
「なんてことだ! うちの猫は8キロで太っているかと思ったけどそうでもなかったんだ。ハンサムなクロシック、早くスリムになってね。」
「とっても可愛い…。多分彼は美味しいクラッカーとアイスクリームが食べられなくなったことでシェルターのスタッフを恨んでるかもね。」
「これは動物虐待にあたるよ(泣)彼を救ってくれてありがとう。早く普通の体重に戻るといいですね。」
その後、同動物保護団体は今月5日に、減量のためにトレーニングするクロシックの動画をInstagamに投稿した。クロシックは現在、週に70グラムから150グラムの減量が必要とされ、週に3~4回ほどリハビリセンターでトレーニングを受けているそうだ。
動画には水中トレッドミルで、困惑気味の表情を浮かべながら水の浮力を利用してウォーキングするクロシックの姿がある。クロシックのトレーニング費用に1回につき1000~1300ルーブル(約1580~2055円)ほどかかるため、現在、同動物保護団体ではSNSで募金を呼びかけている。
画像は『ГИПОРТ「Толстый кот Крошик из Перми начал снижать вес на водяной беговой дорожке」』『Приют для Кошек Пермь Instagram「А это Крошик. Его вес составляет 17 кг.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)