
スペインの空港で家族と一緒に飛行機に乗った男性が、離陸直前の機内から滑走路にポツンと取り残されたスーツケースを発見した。「スーツケースが2つ落ちているよ」と笑っていた男性だったが、それが家族のものだと分かった途端に真っ青になった。炎天下に放置されたスーツケースには多数のチーズを詰めていたそうで、チーズの運命やスーツケースを無事に受け取れるかなど様々なことが頭をよぎり、最悪の出発になってしまったという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
今回のアクシデントは今月初め、スペインの首都マドリードにある「アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス国際空港」で発生した。被害に遭ったアルバートさん(Alberto)は、家族でスペインのムルシア州ラ・マンガへ向かうため、機内に乗り込んだ。
離陸準備中に座席から窓の外を眺めていたアルバートさんは、滑走路に2つのスーツケースが置かれていることに気付いた。周囲にスタッフの姿や飛行機はなかったため、明らかに積み荷の途中ではないことが分かる。
誰かのスーツケースが置き去りにされてしまったと思ったアルバートさんは、写真を撮り、近くにいた叔母に「見てよ。あそこにスーツケースが2つ落ちているよ」と笑って話しかけた。
ところが窓の外を見た叔母は、