飼い主の都合により、2年ぶりに動物シェルターに出戻ったオス犬の姿を捉えた動画が先月24日、TikTokに投稿され、多くの人の心を揺さぶった。飼い主に置き去りにされたことを悟った犬はひどく困惑し、悲しみを露わにするのだった。米ニュースメディア『Newsweek』などが伝えた。
米テキサス州ヒューストンの動物シェルター「スペシャル・パルズ(Special Pals)」に先月、2歳9か月のオス犬“カールトン(Carlton)”が2年ぶりにやってきた。カールトンはいわゆる“出戻り犬”で、飼い主はシェルターの出入り口でスタッフと話をし、そのままカールトンを置いて去ったという。
そしてシェルターに残されたカールトンの様子を撮影し、TikTokerのベッキーさん(Becky)が投稿した。
動画では、リードをしたままのカールトンが、飼い主が去ったガラスドアの方向を見つめて微動だにしておらず、このような説明が入る。
「この子は、飼い主がどこに行ってしまったのか理解していないの。それで飼い主が去る前に一緒に座っていた場所に、何度も戻ってしまうのよ。」
いつまでも飼い主を待つカールトンに対し、スタッフはリードを引っ張り移動を促すも、カールトンはドアの方向を見つめて座り動かない。そこでスタッフが抱きかかえて移動させようとするが、