「文字は小さく、筆記体で、真ん中に」とケーキを注文した女性、完成品に呆然(…
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睡眠時間の確保も難しくなっていく。また独特なキャラクターが浸透した弊害なのか、グラビア撮影で現場に行くと幼稚園児の衣装が用意されていたり、“謎の檻”に入れられる写真を撮ることになったりしたが断ることができず、それが相当なストレスになったと東野は彼女から打ち明けられた。
その頃、小倉の唯一の楽しみが『ノブナガ』の収録で名古屋に移動する前日、月曜日の夜に「西麻布で思いっきりお酒を飲む」ことだった。火曜日に顔を合わせたスタジオで、小倉から強い酒のニオイが漂ってくるので声をかけてみると、「仕事で辛くストレスが溜まっているので、唯一2週間に1回、月曜日の夜だけはお酒を飲めるんです」と彼女から聞かされた東野は、事情を知っていただけに「もう飲め」と同情してしまったそうだ。
当時、人気絶頂だった安西ひろこも多忙な仕事のストレスからか、本番中に奇行を繰り広げたことがある。電話で話しながら、突然「あ…」とつぶやいて立ち上がり、「スタジオの隅に幽霊がいる」と言ってスタジオを飛び出していったのだ。その様子を見ていた東野は「この子も仕事で追い詰められて、相当辛そうだったな」と察知しただけで、慌てることもなかったという。今は時代も変わり、芸能界にも“働き方改革”の波が押し寄せてきている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)