荷物を積んでいたところだった。マイクさんは落雷の直撃を受けてしまったが、近くにいた2人は奇跡的に無事だった。
午後2時8分に通報を受けた救急隊が現場に駆けつけ、マイクさんの救命処置を行ったが、その場で死亡が確認された。また近くにいた牛のうち、34頭が絶命した。
米国立気象局は同日、同地域を含むデンバー市周辺に暴風雨の可能性があると報じており、住民に屋内への避難を呼びかけていた。マイクさんが雷に打たれる直前の午後2時前には、天候が荒れ始めていたという。
ジョージさんは、過去に祖父の農場で落雷が発生し、7頭の牛が死亡したケースを経験したと明かしており、「落雷で馬が死んだこともありますが、一度の落雷で犠牲になるのは大抵1頭ずつですよ」と述べたうえで、今回のケースがこれまで見てきた中で最悪のものであると語った。
亡くなったマイクさんは、ノース・パーク畜産協会(North Park Stockgrowers Association)の理事メンバーで、畜産業に関する情報発信などを精力的に行っていた。ランド地域にとって重要な存在で、地域住民はマイクさんの死に大きなショックを受けている。
ちなみに2021年にはジョージアで、落雷により約550頭の羊が即死するという、大規模な被害が発生していた。
画像は『Metro 「Rancher and 34 cows he was feeding struck dead by lightning」』『John Bamforth Facebook「FATAL LIGHTNING STRIKE, COLORADO」』『Oddity Central 「Lightning Strike Instantly Kills 550 Grazing Sheep」(Photo: Jnews)』『The Sun 「BLAST FROM THE PASTURE Eerie video of 23 cows dead in a line after they were struck by lightning is like a scene from Stranger Things」』『CBC.ca 「Lightning strikes plane after takeoff from Vancouver airport」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)