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writer : ac

【海外発!Breaking News】ピットブルに襲われ右腕と片耳を引きちぎられた作家、命の危機を脱し「左手で執筆」と意欲(ブラジル)

3頭は当時、この法令に違反していた。

ロゼアナさんを襲った3頭のピットブル。うつ伏せの状態のロゼアナさんを少なくとも5メートル引きずり、腕を食べ、右腕を引きちぎっていた(『G1 「Atacada por pitbulls, escritora Roseana Murray perde braço e orelha, e estado de saúde é grave」(Foto: Reprodução)』より)

サンドラさんは「ピットブルは近所の家で飼われていて、人を噛んだのはこれが初めてではない」と指摘しており、当局は事故が起きたその日のうちに飼い主の家へ立ち入り調査を行った。その結果、3頭は劣悪な環境で飼育され、餌も十分に与えられずに衰弱していることが判明。ストレスが溜まり息切れも見られたそうで、動物保護施設に一時的に預けられた。

そして飼い主3人も同日、動物虐待容疑などで逮捕された。しかしながら事故を起こしたピットブル3頭だけでなく、他の動物を飼うことを一時的に禁じることを条件に自由の身となっている。

ピットブル3頭が飼われていた家。3頭は劣悪な環境で飼育され、餌も十分に与えられずに衰弱していることが判明し、飼い主3人が逮捕された(『『G1 「Atacada por pitbulls, escritora Roseana Murray perde braço e orelha, e estado de saúde é grave」(Foto: Arquivo pessoal)』より)

一方でロゼアナさんはというと、事故直後の報道では「非常に危険な状態」と伝えられていたが、人工呼吸器も外れ、4月13日にはInstagramを更新し「私は大丈夫」と綴っていた。片耳も失っているため顔の形成手術が必要で、退院はまだ先になるものの順調に回復しているそうで、すでに執筆への意欲を見せてこう語っているという。

「今は回復のことだけを考えている。そして左手で書くことを一から学ぶか、バイオニック・アーム(筋電義手)を手にいれようと考えている。だって人生とは学ぶことだから!」

ロゼアナさんは救助ヘリコプターによってサンゴンサロの病院に緊急搬送された。医師は右腕を切断せざるを得ず、左腕と唇の形成手術を行った。片耳も失い、今後は顔の形成手術が必要だという(『G1 「Atacada por pitbulls, escritora Roseana Murray perde braço e orelha, e estado de saúde é grave」(Foto: Divulgação)』より)

ちなみにリオデジャネイロで生まれたロゼアナさんは、フランス文学の学位を取得後の1980年初頭に子供向けの詩の執筆を始めたそうだ。夫はスペインのジャーナリスト、フアン・アリアス・マルティネス氏(Juan Arias Martínez、91)で、これまでに約100冊の本を出版し、数々の賞を受賞。Instagramのフォロワーは約2万6000人で、同アカウントにはたくさんの激励のメッセージが届いており、テックインサイト編集部からも早い回復を祈る言葉を送っている。

幸運にもロゼアナさんは命を救われたが、ピットブルによる悲劇は後を絶たず、2月にはアメリカで13頭のピットブルのブリーダーの男性が自宅の裏庭で血まみれで死亡していた。男性は闘犬ビジネスに関わっていた可能性が高いという。

画像は『G1 「Atacada por pitbulls, escritora Roseana Murray cita mito do ‘cão de três cabeças’ ao lembrar ataque: ‘Venci’」(Foto: Divulgação)、「Atacada por pitbulls, escritora Roseana Murray perde braço e orelha, e estado de saúde é grave」(Foto: Reprodução)(Foto: Arquivo pessoal)(Foto: Divulgação)』『FOX 11 Los Angeles 「Authorities identify Compton pit bull breeder mauled to death by his own dogs」』『NBC News YouTube「Video captures mother saving toddler attacked by dog」』『Baby JJ and family TikTok「Please watch like and share!」』『The Mirror 「Dog walker mauled to death by 8-stone ‘super breed’ that crushed his neck with jaws」(Image: Facebook)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

米カリフォルニア州で今年2月、35歳の男性が自宅裏庭で飼い犬に襲われ死亡した。当局は裏庭にいたピットブル13頭を捕獲しており、男性はブリーダーをしていたようだった(『FOX 11 Los Angeles 「Authorities identify Compton pit bull breeder mauled to death by his own dogs」』より)

米テキサス州オースティンの静かな住宅街で、2歳男児がピットブルに襲われた。当時の様子はドアベルカメラが捉えており、母親が息子を懸命に守ろうとする姿が映し出されていた(『NBC News YouTube「Video captures mother saving toddler attacked by dog」』より)

米オクラホマ州で2022年2月、近所のピットブルに襲われ重傷を負った男児。約3か月半入院し、これまでに顔面形成を含む12回の手術を受けたという。父親は「危険種の犬に対する規制が強化されることを願っている」と語っていた(『Baby JJ and family TikTok「Please watch like and share!」』より)

イギリスで2022年8月、闘犬だったアメリカン・ピット・ブル・テリアを改良して作出された「アメリカンブリーXL」を散歩中だった男性が、公園で襲われ死亡していた(『The Mirror 「Dog walker mauled to death by 8-stone 'super breed' that crushed his neck with jaws」(Image: Facebook)』より)

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