米カリフォルニア州南部の町で今月16日、35歳の男性が自宅裏庭で飼い犬に襲われ死亡した。当局は裏庭にいたピットブル13頭を捕獲しており、男性はブリーダーをしていたようだという。米ニュースメディア『FOX 11 Los Angeles』などが伝えた。
カリフォルニア州南部コンプトンに住むドミニク・クーパーさん(Dominic Cooper、35)が16日午前7時10分頃、自宅の裏庭で死亡しているのが発見された。ドミニクさんと連絡が取れなくなったことを心配した恋人が自宅を訪れ、ロサンゼルス郡保安官事務所に「飼い犬に襲われたようだ」と通報したことがきっかけだった。
地元テレビ局『KTLA』が空から撮影した映像では、裏庭に複数の大型ケージが設置されているのが分かり、ドミニクさんの遺体はその中の1つで血まみれの状態で見つかったという。同保安官事務所によると、監視カメラは襲撃の一部を捉えていたそうで、会見では次のように述べていた。
「ドミニクさんが襲われたのは前日の午後7時半から8時のことだった。彼は当時、犬に餌を与えていて、その最中に飼い犬数頭がけんかを始めたことが襲撃に繋がったようだ。」
なお遺体が発見された16日、同郡動物管理局(アニマルコントロール)は、裏庭でピットプルの成犬5頭、生後4か月から6か月の子犬8頭の計13頭を捕獲していた。そのうちの数頭はかなり興奮しており、