目元がタオルで覆われた。ジョーダンさんは、「彼は現場で働くブルーカラーの仕事をしているので、疲れていたんだと思います。だから少しでも快適に昼寝をしてもらおうと、目をタオルで覆いました」と説明した。
眠り始めてから1時間以上が経過した午後4時32分、あまりにもぐっすりと眠るビリーさんが心配になり、スタッフの1人がタオルを外し、彼が呼吸をしているか笑いながら確認している様子も捉えられていた。それでもビリーさんは眠り続けており、起きる様子が見られない。
そして午後5時38分、ビリーさんがついに目を覚ました。3時間以上も熟睡していたことを知ったビリーさんは驚いたそうで、恥ずかしそうに笑っていた。
ビリーさんが眠っている間、スタッフらは「ビリーさんのパートナーが連絡を取れず、どこにいるのか心配するのでは?」と考えたが、ビリーさんは車で来ていたので「眠そうな状態のまま運転させる方がよくない」と思い、無理に起こすことはしなかったという。
最後には、スッキリとした顔で挨拶をして店を出ていったビリーさんだったが、3時間以上も昼寝をしていた間に38件もの不在着信があり、さらに駐車料金は3時間まで無料だったため、余計なお金を払う羽目になった。
気持ちの良い昼寝と引き換えに、少々苦い思いをしたビリーさんだったが、ジョーダンさんがこの時の動画をTikTokに投稿すると、再生回数が1200万回を超えるほど反響を呼んだ。コメント欄には、「素敵なカスタマーサービスだね」「もしかしたら彼の命を救ったかもしれないよ」「理容店で眠くなる気持ちはよく分かる」「ブルーカラーの仕事はもっと給料が支払われるべきだよね」「このあと用事が入っていないといいけど」など、笑いや共感の声が多数寄せられている。
ジョーダンさんによると、髪を切っている間に眠ってしまう客は多いそうで、起こすかどうかは状況によって対応を変えているという。今回の反響について、「みんな同じ人間だし、一生懸命働いて疲れている。共感する反応がたくさんあったのが良かったですね」とコメントした。
@jordan.topboy.blends My boy Billy slept during his haircut but we know he’s no joker when it comes to hard yakka (work) hence why we let him sleep because we know how hectic work/life gets. Gave him an eye cover too just to shut the lights off .. Billy was more than happy to get a good rest in and didnt mind waking up with a smile for us. Shoutout to all the hardworking men & women doing what they have to do to make ends meet, we must support eachother on this journey, dont forget to rest and reset as we only get to enjoy this ride once, cheers guys ❤️ #fyp #barber #faithinhumanityrestored #wholesome #sleepingbeauty #barbershop #faith #mensmentalhealth #womensmentalhealth #bluecollar @mikebarberindustries ♬ pink and white frank ocean – sped up sounds
画像は『Jordan Magasiva TikTok「My boy Billy slept during his haircut」』『Danny Deraney X「“You’ve got a friend in me.”」』『Daily Mail Moms Facebook「This baby failed in a very cute way to deliver the rings at his parents’ wedding!」』『Courtney Lee Johnson X「This guy stood up the whole 6 hours so his wife could sleep.」』『Buzz South Africa 「Pictures: Mugabe Sleeps Again As Trump Addresses UN General Assembly」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)