重病説や居場所に関する陰謀説などといった悪意ある憶測が飛び交っていた。
英国で母の日を迎えた10日には、皇太子妃と子ども達の親子写真が公開されたが、数か所が不自然だと騒動になり、複数の大手通信社が掲載を取り下げる事態となった。その後、皇太子妃は写真の編集を認めて謝罪文を発表した。
そんな皇太子妃が元気に外出する姿を目撃した人物は、同メディアに対し「あれほどの噂が流れた後、彼らがそこにいるのを見かけて呆然としました」と驚きを語ると、こう続けた。
「キャサリンはウィリアムと一緒に買い物をしていました。彼女は幸せそうで、元気そうでした。子ども達は一緒に来ていなかったようですが、彼女が買い物できるほど元気になったのは、とても良い兆候です。」
米メディア『TMZ』は現地時間18日、目撃者が撮影した動画を掲載した。映像では、ロングヘアを下ろしたキャサリン皇太子妃が、黒いパーカーにレギンス、足元はスニーカーというファッションで、笑顔で歩く様子が捉えられている。隣を歩くウィリアム皇太子はベースボールキャップを被り、黒いジャケットとジーンズにスニーカーを合わせている。夫妻は片手に白いショッピングバッグを持ち、店舗の前を通り過ぎて駐車場に向かっているようだ。
キャサリン皇太子妃が最後に公の場に姿を現したのは昨年12月25日、英ノーフォーク州のサンドリンガムでクリスマス礼拝に向かうため、王室メンバーと行進した時だった。
1月に手術を受けて以来、王室公務はキャンセルしており、回復後に復帰するのはイースター休暇が明ける4月以降になる見込みだとケンジントン宮殿が発表していた。
複数の現地メディアによると、皇太子妃の公務復帰は子ども達がイースター休暇を終えて「ランブルック・スクール」に戻る、4月17日以降になると伝えている。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Thank you to the Cheesy Waffles Project for the golf lesson」「Wishing a Happy Father’s Day to fathers and grandfathers across the world today!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)