海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】マラソン練習中に職務質問された男性 “25.7キロの荷物を背負う”理由に警察官も納得(英)

“白物家電を背負って走るフルマラソン”の世界記録更新を目指して、トレーニングに励むことになった。

“白物家電を背負って走るマラソン”に参加するため、25.7キロの冷蔵庫を背中に担いでトレーニングしていたダニエルさん(画像は『BBC 2024年1月29日付「Fridge-carrying marathon runner stopped by police」(Daniel Fairbrother)』のスクリーンショット)』のスクリーンショット)

警察官に呼び止められた当時、冷蔵庫を担いでのトレーニングは2回目だったという。ダニエルさんは、「あの時は行き交っていた車も止まってしまったので、少し恥ずかしかったですね。でも、私がこれから話すこと(冷蔵庫を背負っている理由)を、警察官は信じてくれないのではないかと不安になりました」と明かす。

警察官は「なぜ呼び止めたのか分かると思います」とダニエルさんに話しかけたそうで、「私は笑いながら『はい、ちゃんとすべて説明すると約束しますよ』と答えました。警察官の方々は素晴らしい人たちで、チャレンジの成功を祈ってくれました」とダニエルさんは語っており、無事に警察官の理解を得ることができたという。警察官らは「Currys(イギリスの家電量販店)で購入すると、家まで配達してくれますよ」とジョークを述べ、最後は笑顔で握手を交わして別れたそうだ。

実はダニエルさん、昨年も同様のチャレンジを行ったが、記録更新には至らなかったという。そこで現在のトレーニング内容について尋ねたところ、ダニエルさんはこう語っている。

「トレーニングで最も大変だったのは、25.7キロの重さを背負うことに体を慣らすことでしたね。脚に影響が出ていて、ひどく痛みを感じています。現在は体力をつけることに専念していて、フルマラソンを4時間30分以内で走ることを目標にトレーニングしています。この目標を達成するのは簡単ではないので、トレーニングが報われるのを祈って当日を迎えることになりますね。」

非常に高い目標に向かってトレーニングに打ち込むダニエルさんだが、今回のチャレンジが英国放送協会『BBC』のデジタル版で配信されると、週間閲覧数がトップの記事になったという。そして冷蔵庫を背負ったダニエルさんの姿は瞬く間に話題を呼び、ラジオ局やテレビ局から引っ張りだこになった。

そんなダニエルさんは募金の目標金額を1万ポンド(約187万4800円)に設定し、オンライン募金プラットフォーム「JustGiving」に専用ページを立ち上げており、『BBC』で報じられる前は700ポンド(約13万1200円)が集まっていたが、現在は5700ポンド(約106万8600円)を上回っている。

『BBC』の取材を受けた後、ラジオ局やテレビ局などから引っ張りだことなったダニエルさん。募金額は一気に跳ね上がった(画像は『Daniel Fairbrother 2024年1月30日付Instagram「What happens when you go viral ?」』のスクリーンショット)

ダニエルさんは自身のInstagramで、「私の人生は一気に変わりました。皆さんのサポートにずっと感謝し続けます」と綴っている。また、イギリスの朝の情報番組『グッド・モーニング・ブリテン』に出演する可能性もあり、現在は返事待ちだという。

画像は『BBC 2024年1月29日付「Fridge-carrying marathon runner stopped by police」(Daniel Fairbrother)』『Daniel Fairbrother 2024年1月30日付Instagram「What happens when you go viral ?」』『New York Post 2021年8月12日付「Embrace fear: Free climber scales another London skyscraper」(Yui Mok/PA via AP)』『WPEC CBS 12 2022年5月3日付「WATCH: Local lady celebrates turning 100 by skydiving」(WPEC)』『Caleb J. Prewitt 2021年6月13日付Instagram「HE DID IT!!!」』『Jason Clark 2020年2月24日付Instagram「I have never been this close to dying.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

イギリス人のフリークライマーが2021年8月、23階建てビル外壁を10分で登り切る。本人は過去に逮捕された経験もあるが、挑戦し続ける理由として「気候変動に対する人々の関心を高めたい」と語っていた(画像は『New York Post 2021年8月12日付「Embrace fear: Free climber scales another London skyscraper」(Yui Mok/PA via AP)』のスクリーンショット)

2022年5月、米フロリダ州でスカイダイビングに初挑戦した100歳女性。以前から「100歳になったらスカイダイビングをやる」と周囲に訴え続けていたそうだ(画像は『WPEC CBS 12 2022年5月3日付「WATCH: Local lady celebrates turning 100 by skydiving」(WPEC)』のスクリーンショット)

米フロリダ州に住むダウン症の14歳少年は2021年6月、人生初のミニ・トライアスロンレースに挑戦し、見事完走した(画像は『Caleb J. Prewitt 2021年6月13日付Instagram「HE DID IT!!!」』のスクリーンショット)

アメリカのインフルエンサーが2020年2月、氷が張った湖に潜る動画をSNSに投稿。「死を覚悟した」と明かすも再挑戦しており、「命を懸けてまでスタントをするなんて馬鹿げている」といった非難の声が殺到していた(画像は『Jason Clark 2020年2月24日付Instagram「I have never been this close to dying.」』のスクリーンショット)

1 2