今月12日、民家の冷凍庫から人間の頭部が発見されたというニュースがアメリカより届いた。家主は引っ越してきたばかりで、前の家主から無料でいくつかの家財を譲り受けており、冷凍庫はそのうちの1つだった。現時点で、遺体の身元は特定されていないという。米ニュースメディア『USA TODAY』などが伝えた。
米コロラド州メサ郡保安官事務所は今月12日、グランド・ジャンクション市ピニオン通りにある民家から「人間の頭部を見つけた」と通報を受け、現場に急行した。午後2時半に現場に到着すると、玄関前の庭に置かれた冷凍庫の中に頭部を発見した。
近隣住民の話によると、この民家は最近売却されたばかりで、新しい家主は前の家主からいくつかの家財を無料で譲り受けていた。新しい家主はそれらのうち必要のない物を処分するため、SNSで引き取り手を募集していたという。そして、ガレージに置かれていた冷凍庫を引き取ってもらおうと考え、掃除をするために中を開けたところ、動物の肉の下に黒い入れ物が置かれていた。その中身を確認すると人間の頭部だったことが分かり、通報することになった。
かつてこの家に住んでいたのは女性とその息子で、親子は家が売れた当日に出て行ったそうだ。近所の人は、「私が知る限り、息子さんが母親の面倒を見ていたようで、家に人を招くようなことはあまりなかったみたいです」と話している。
メサ郡保安官事務所は殺人事件として捜査を進めており、