クロエさんの乳首は時間とともに黒く変色して腐り落ちた。
しかしながら医師は医療過誤については認めず、病院側は「これ以上病院に留まるのであれば、さらに入院費用を払うように」と主張。コレットさんは19日、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」にアカウントを設置し、イギリスに帰国するためのエアアンビュランス費用約282万円(1万5000ポンド)の寄付を募った。
クロエさんとイスタンブールで一緒だったという友人のレイチェル・ミュシャさん(Rachel Mucha)によると、クロエさんは自分の胸の形が嫌いで、イギリスよりも手術代が安いトルコで「より満足できる自分になりたい」と手術を受けることにしたという。しかし医師が「手術は上手くいった」と主張する一方で、クロエさんは術後に激痛で泣き叫び、「このまま死んでしまうのでは」と恐怖に震えていたそうだ。
クロエさんはその後、入院費が払えずに止むを得ず退院したが、コレットさんは21日に「GoFundMe」を更新し、訓練された医療従事者に同行してもらい無事イギリスに帰国したことを報告した。同サイトには3日間で約152万円(8077ポンド)が集まっており、コレットさんは寄付をしてくれた480人以上の人々に感謝の言葉を綴っていた。
ちなみにクロエさんは、Instagramで今回の手術を予約しており、このニュースには「早期の回復を祈っている」「帰国できて何より」といったコメントのほか、次のような厳しい声が寄せられた。
「支払った金額に見合った手術だったということだよ。身体にメスを入れるなら、それ相当のお金を出さないとね。」
「なぜ、同じような話を毎日聞くのだろう。」
「全ての女性は自身の身体をリスペクトし、受け入れるべき。」
「全く同情しない。なぜ『見かけを良くしたい』と、身体を傷つけるのか?」
「自分の愚かさの代償は自分で払うべき。人に寄付を求めるべきでない。」
「まだ22歳でしょう? 手術なんて必要なかったのでは?」
「厳しいことは言いたくないけど、Instagramで手術の予約をしたの? いったい何人が犠牲にならないと、人は学ばないのだろう。」
「こんな愚かなことをして…。怒りがこみあげてくるよ。」
画像は『PerthNow 2024年1月20日付「Chloe Rose: UK mum’s boob job in Turkey goes terribly wrong, develops necrosis from dying nipple tissue」(Credit: GOFUNDME)』『GoFundMe 2024年1月19日付「Help get my sister Chloe home to save her life.」』『Linda Ikeji’s Blog 2024年1月20日付「22-year-old woman left with ‘dying n!pples’ after she flew to Turkey for breast uplift surgery that went ‘severely wrong’」』『Alejandra Mercedes 2021年6月15日付Instagram』『The Sun 2020年9月24日付「‘LIVING NIGHTMARE’ My nipple fell off after botched breast surgery abroad left me with gaping hole in my chest」(Credit: Caters News Agency)、2022年3月16日付「BOOB BLAST My 32JJ breast implant EXPLODED in the shower leaving me fighting for life with sepsis」(Credit: Supplied)』『The Mirror 2023年1月9日付「Mum felt like ‘jumping off cliff’ after £3,700 Turkey boob job exploded out of her chest」(Image: Kennedy News and Media)』『7NEWS.com.au 2019年12月22日付「Teenage girl Emmalyn Nguyen left in coma after breast enhancement surgery goes wrong」(Credit: NBC)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)