海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】“カサカサ”という音で目覚めたキャンパー テントに張り付いた無数の虫に鳥肌(米)<動画あり>

テントのどこを映してもおびただしい数の虫がびっしりと張り付いていた。テントの角には大量の虫が重なり合い、大きな塊のようになっているのも確認できる。

この虫は、ザトウムシと呼ばれる節足動物門クモガタ鋼ザトウムシ目に属する生物で、脚の長いクモのように見えるが、分類上はサソリに近いそうだ。

同園の別の投稿には、日が昇り周囲が明るくなった時に撮影された動画も公開されている。こちらでも、テントの表面を無数のザトウムシが動き回っているのが確認でき、ザトウムシの細長い脚がはっきりと見える。

ライトに照らされたテントの表面には、おびただしい数の虫が動き回っていた。日が昇ると、恐ろしいほどの数の虫がテントに集まっていたことが明らかになった(画像は『New York Post 2023年11月3日付「Hundreds of daddy longlegs cover camper’s tent in skin-crawling video」(Lake Clark National Park & Preserve)』のスクリーンショット)

ザトウムシは時折、今回のように多数の個体が集まって集合体を形成することが確認されている。しかしなぜこのように集合体を形成するのか、その理由は明らかになっておらず、専門家らは交尾や湿度調整、捕食者から身を守るためではないかと推測している。理由が分かっていない一方で、空気が乾燥して日が短くなる秋頃になると、こうした集合体が多く見られるようになるという。ザトウムシは体が乾燥しやすいため、群れを作ることで湿度を保つ環境を構築しているのではないかとも考えられている。

今回の動画に視聴者からは、「こんなの目の前で見たら固まっちゃうよ」「動画で見るぶんにはいいけど、ここでキャンプは絶対にできない」「私だったら絶対にパニックになる」「想像しただけで鳥肌が立つ」などの声が多数寄せられていた。

なおテックインサイト編集部では、同公園に、ザトウムシが多数集まって集合体を形成する現象はレイク・クラーク国立公園では一般的なのか、公園訪問者がザトウムシのような野生生物と遭遇する際に取るべき対策や注意点についてうかがおうと取材を申し入れている。

ちなみに2020年にはスコットランドで、キャンプ中のテントに大量の虫が発生し、一晩で100か所以上も刺された男性がSNSで被害を報告し、注目を集めていた。

画像は『New York Post 2023年11月3日付「Hundreds of daddy longlegs cover camper’s tent in skin-crawling video」(Lake Clark National Park & Preserve)』『Radharamn Das राधारमण दास 2023年3月11日付X「China declares emergency & tells citizens to find shelter after worms started falling from sky with heavy rains.」』『Carolyn Crossley 2021年6月14日付Facebook「Couldn’t resist sharing this gossamer web billowing in the breeze.」』『Mike Hixenbaugh 2017年8月28日付X「Pro tip: Don’t touch the floating fire ant colonies. They will ruin your day. #Harvey」』『LADbible 2021年3月22日付「Terrifying Images Show Thousands Of Spiders Trying To Escape NSW Flooding」』『Cosi Andrew Costello 2021年1月2日付Facebook「How’s this.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

中国遼寧省で今年3月に撮影された「ミミズの雨」。その正体は木から落ちてきたポプラの花の房だった(画像は『Radharamn Das राधारमण दास 2023年3月11日付X「China declares emergency & tells citizens to find shelter after worms started falling from sky with heavy rains.」』のスクリーンショット)

豪ビクトリア州で2021年6月、シルクの布のようなものが植物を覆う光景が撮影された。その正体はクモの糸だった(画像は『Carolyn Crossley 2021年6月14日付Facebook「Couldn’t resist sharing this gossamer web billowing in the breeze.」』のスクリーンショット)

2017年、米南部を中心に洪水が発生し、テキサス州の冠水した道路でヒアリが水に浮いて漂う光景が捉えられた(画像は『Mike Hixenbaugh 2017年8月28日付X「Pro tip: Don’t touch the floating fire ant colonies. They will ruin your day. #Harvey」』のスクリーンショット)

2021年3月、豪ニューサウスウェールズ州で大洪水が発生。クモも集団で高台に逃げていた(画像は『LADbible 2021年3月22日付「Terrifying Images Show Thousands Of Spiders Trying To Escape NSW Flooding」』のスクリーンショット)

2020年、豪・南オーストラリア州在住の女性が車内で虫用の燻煙剤を使用したところ、クモの巣がそこらじゅうに張り巡らされていた(画像は『Cosi Andrew Costello 2021年1月2日付Facebook「How’s this.」』のスクリーンショット)

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