「笑えばいいのか、泣けばいいのか分かりませんでしたよ。暑さのせいでほとんどの生産が失われ、洪水のせいでその残りも無くなってしまい、そして最後にはヒツジの群れですよ。ヒツジがビニールハウスに入り込んで、最後の最後に残ったものを食べてしまったんです。正直、言葉もありませんよ」と肩を落としていた。
ヒツジの群れは約100キロにも及ぶ量の大麻を食べ尽くしたそうで、ヤニスさんは「ヒツジたちはヤギよりも高くジャンプしていたんです。普段はこんなことはあり得ませんよ」と、大麻を摂取したヒツジの異常行動について振り返った。
このニュースを見た人々からは、「動画があったらぜひ見てみたい」といった声や、「ハイになってダンスでも踊っていたのかな?」「ヒツジたちはいい一日を過ごしたね」「食べ始めたら止まらなくなったんだろうな」などジョーク交じりのコメントが多数寄せられている。
なおテックインサイト編集部では、テッサリア地方アルミロスの自治体に洪水被害からの復興状況や、ヒツジだけでなく他の動物もさまよっていたのかについてうかがうべく取材を申し入れている。
ちなみに今年6月にはスロバキアで、毒性のあるケシ畑に棲みつき、根こそぎ食べ尽くした白鳥が中毒症状で飛べなくなり、ケシ畑の農家を困らせていた。
画像は『GreekReporter.com 2023年9月21日付「Herd of Sheep Eat 100kg of Cannabis in Greece」(Credit: dew drop157, CC BY 2.0.)』『Sky News 2023年9月26日付「Keep off that grass: Herd of sheep eats 100kg of cannabis in Greece after Storm Daniel floods」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)