インドコブラはまるで鱗の生えたソーセージでも呑み込むようにいとも簡単に平らげたのだった。
別名「メガネヘビ」と言われるインドコブラは、フード背面に眼鏡のような模様があるのが特徴で、オンライン動物百科事典『Animalia Bio』によると、インド全域やパキスタン、スリランカ、バングラデシュ、ネパール、アフガニスタンに生息し、体長は1~1.5メートルとのことだ。
南アジアの四大毒蛇の一つで、気性は荒く、獲物に噛みつくと牙から毒を注入し、獲物が麻痺するか死ぬのを待って丸呑みにする。人が襲われて死亡するケースも報告されてはいるものの、インドでは神聖なヘビとして保護されているそうだ。
一方で丸呑みされてしまったニシキヘビだが、米ニュースメディア『New York Post』によると、以前はインドニシキヘビの亜種と言われていたビルマニシキヘビだという。毒はなく、大きくなると全長5メートルを超えるが、インドコブラに襲われた個体は小さなもので抵抗する間もなかったようだ。
ちなみに今年6月にはオーストラリアで、大型のニシキヘビ「スクラブパイソン(またはアメジストパイソン)」がワラビーを締め付けて窒息させ、頭から呑み込む姿が撮影された。スクラブパイソンは毒を持たず、獲物に噛みつくと体に巻き付いて締め付け、窒息させて丸呑みにするという。
画像2、3枚目は『NewsFirst Prime 2023年7月24日付Twitter「Visuals of a snake gobbling up another snake in Mysuru have gone viral.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)