「妻が息子のことで何か叫んでいて、911に電話してほしいと言われたんです」と話していたことが明らかになっている。
2歳男児が発見した銃はアレクさんのもので、普段からベッドサイドテーブルの上に置かれていたという。その部屋は常に施錠されており、また家の中にはベビーゲートが設置されていたため、男児が寝室に入ることができないようになっていたはずだった。
しかし事件が起きた日は、いくつかのベビーゲートが開いていたそうで、当時のローラさんは寝室で洗濯物を干していたとされており、寝室のドアを開けたままにしていた。警察では、ローラさんの気付かない間に後をついてきた男児が発見した銃で遊び始め、母親の背中に向けて発砲したと推測している。
警察は、ローラさんの自宅から銃弾が装填された散弾銃とライフル銃が見つかったことを公表しており、ノーフォーク警察のデイヴィッド・スミス署長(David Smith)は「言葉では言い表せないほど胸が張り裂けそうな悲しい事件であり、その心の痛みは想像を絶するものです」と声明を発表した。また銃について、鍵をかけて保管し、決して弾を込めたまま放置しないように呼びかけた。
今回の事件が各メディアに報じられると、「なんて悲しい事件なんだ」「こんな事件が起きるのはアメリカだけだよ」「防ぐことができたはずの事件だよ」「装填したままの銃を置いておくのはよくない」といった声が相次いだ。
ちなみに昨年3月には米ミズーリ州で、12歳と14歳の従兄妹がライブ配信中に遊んでいた銃が暴発し、死亡するという事故が発生していた。
画像は『Metro 2023年6月24日付「Pregnant mum and unborn baby die after her 2-year-old son shoots her in the back」(Picture: obituaries.norwalkreflector.com)(Picture: ABC 7)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)