怪我もなかったということだ。
なおこの動画には、「鳥はかわいそうだけど、パイロットの冷静さが素晴らしい」「よくカメラを回す余裕があったものだ」「まるでホラー映画だね」「あれよりも大きな鳥だったら、パイロットの命が危なかったかも」「農薬を散布していたなら低空飛行をしていたはず。無事でよかった」「フライトスクールで最初に学ぶ基本(優先順位)は、機体をコントロールし(Aviate)、目的地に向かって進み(Navigate)、管制(航空無線を含む)通信を行うこと(Communicate)。基本の訓練の大切さが分かる動画だよ」「これはトラウマになりそう」といったコメントが寄せられている。
ちなみにこの鳥の種についての特定はできていないが、動画を見た人は翼を広げると3メートルになる「アンデスコンドル」ではないかと推測している。
オンライン版『ナショナルジオグラフィック』によると、アンデスコンドルは空を飛ぶ鳥類では最大で、大きいものは体重15キロにもなるという。上昇気流を捉えて舞い上がり、風に乗ることで飛び続けるため、風が強い地域を好み、アンデスの山岳地帯や海風が強い海岸付近、強い熱気流が特徴の砂漠などに生息するそうだ。
In Vinces, Los Ríos province of Ecuador, a huge bird struck through the windshield of a crop duster plane mid-air. Fortunately, the pilot Ariel Valiente managed to control the situation.#aircraft #safety #aviation pic.twitter.com/73MeyIaw5s
— FL360aero (@fl360aero) June 14, 2023
画像は『AeroTime 2023年6月15日付「Pilot left covered in blood after large bird crashes through windshield: video」(Twitter)』『Breaking Aviation News & Videos 2023年6月15日付Twitter「Pilot safely lands his plane after a huge bird struck his windshield in the Los Ríos Province, Ecuador.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)