緊急帝王切開で体重2041グラムで誕生した。ノエルさんは「娘を初めて見た時の私はとても落ち着いていたの。恐怖心など全くなく、人生で最も幸せな瞬間だったわ」と明かしている。
そしてその後のブレアーちゃんはというと、生後1日で人工肛門を作る手術を受け、約1か月後に退院、「非常に特別なケース」として医師らを驚愕させた。
また1歳5か月になった2019年7月には、テキサス小児病院で融合した脚を分離し、両膝下を切断する約7時間の手術を受けていた。手術は成功し、ブレアーちゃんは翌春には短い義足(スタビー)を、2022年夏には両膝下の義足を初めて装着し、最初の一歩を踏み出したという。
ちなみにノエルさんは、ブレアーちゃんのことを「生まれながらの人魚」と呼んでいるそうで、娘について次のように語っている。
「ブレアーは奇跡。医師は当初『歩くことはない』と言っていたけど、娘は『走ることができるようになりたい』と張り切っているわ。それにとても賢く、面白くてね。最近は寄り目にすることを覚えたのよ!」
「また車椅子テニスやチアリーディングも始めてね。私は娘が長生きし、幸せで健康な人生を送ることができるよう願っているわ!」
なおブレアーちゃんは、膀胱の一部が欠損するなどの症状があり、さらなる手術が必要という。しかしノエルさんは「娘は元気いっぱいで強いのよ!」と述べており、今後も医師をあっと言わせるのは間違いないだろう。
画像は『Metro 2023年4月12日付「Little girl born with ‘mermaid’ legs fused together takes her first steps」(Picture: Noelle Spivey / SWNS)』『KCBD NewsChannel 11 2019年7月2日付「Girl with ‘mermaid syndrome’ to undergo surgery to separate legs」(Spivey family)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)