アイリッシュガーズ第1大隊の隊員が徒歩でパトロール中、敵からの銃撃を受けるという設定だ。演習が始まると隊員が左下肢に銃弾を受け、同僚によって現場から避難させられた。その後に皇太子妃はジョディ・ニューウェル伍長の応急処置を手伝い、隊員の左足に止血帯を当てる練習を行った。この後隊員が担架に乗せられると、皇太子妃は隊員の胴体に負傷がないかを確認するのを手伝った。
当日皇太子妃は、ロンドン陸軍と近衛師団の司令官クリストファー・ギカ少将と、アイリッシュガーズ第1大隊の司令官ジェームズ・オルドリッジ中佐に訓練場を案内された。
さらにアフリカでの警備業務に派遣された隊員達と対面し、大隊のメンバーが最近行っている活動について直接話を聞いたほか、アアイリッシュガーズが使用するさまざまな兵器システムのデモンストレーションを見学した。
同日ウェールズ公夫妻の公式SNSは、キャサリン皇太子妃が雪の中で訓練を受ける写真を公開。投稿には「雪の朝、ソールズベリー平野でアイリッシュガーズとご一緒しました」と記された。
そして「アイリッシュガーズの活動は、東アフリカのパークレンジャーの密猟対策訓練から、ウクライナ軍の地雷除去訓練まで、模範的であると同時に多岐にわたります」と説明後、親しみを込めてこう加えた。
「今日、ミックス(アイリッシュガーズの愛称)と一緒に、彼らの懸命な仕事ぶりを見ることができて、とてもうれしいです。(どんな天気でも!)」
皇太子妃が雪の中で訓練をする姿を見たフォロワーは「軍服を着たキャサリンはカッコいい!」「なんて素晴らしく、インスピレーションを与えてくれる女性なのかしら。本当に子供達や世界のためにお手本となるような女性だわ」「あなたが国のために行っている、すべての事に感謝します。我々国民をとても誇らしい気持ちにさせてくれる」などと絶賛している。
画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年12月22日付Instagram「So thrilled to be back at Westminster Abbey for our second #TogetherAtChristmas carol service.」、2023年3月8日付Instagram「A snowy morning with the @irishguards on Salisbury Plain!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)