今回発見した新生児の体重ほどもあるこのヒキガエルが規格外のサイズであることがよく分かる。カイリーさんは「このヒキガエルは昆虫や爬虫類、小型の哺乳類などを食べて大きくなったようです。このサイズのヒキガエルは口に入るものなら何でも食べますよ」とコメントした。
オオヒキガエルは1935年にサトウキビの害虫駆除のためにオーストラリアに持ち込まれた。しかしオオヒキガエルは毒をもち、オーストラリアには天敵が存在しなかったため個体数が爆発的に増え、在来生物の個体数に大打撃を与え、現在は生態系を脅かす侵略的外来種として指定されている。オオヒキガエルが見つかった場合には安楽死させることになっており、今回見つかった個体も例に漏れず安楽死となり研究のため死骸は「クイーンズランド博物館(Queensland Museum)」に寄贈されたと報道されている。
巨大なオオヒキガエルの写真がクイーンズランド州国立公園のFacebookアカウントに公開されると、「まるでモンスターだ」「もし家の庭でこんなに大きいヒキガエルを見つけたらと思うとゾッとする」「これは気持ち悪いな」「目の前にいたら叫んで逃げ出すよ」などあまりの大きさにショックを受けるコメントが相次いだ。
ちなみに過去にはタイにて、まるでゴジラのように巨大なトカゲがコンビニに現れ、店内が騒然とする様子を捉えた動画が話題を呼んでいた。
画像は『Queensland National Parks 2023年1月19日付Facebook「Toad-ally off the scales!!!」』『Metro 2023年1月20日付「Gigantic cane toad nicknamed ‘Toadzilla’ may be a record-breaker」(Picture: Reuters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)