子役時代に“絶世の美女”と呼ばれて人気を博した女優ブルック・シールズ(57)が、大学卒業直後の22歳の頃に性的暴行被害に遭ったことを告白した。ブルックは自身のドキュメンタリー映画の中で当時を振り返り、「抵抗することさえ、できなかった。怖くて完全に固まってしまった」と恐ろしい体験について赤裸々に明かしている。
幼い頃からモデルとして活動してきたブルック・シールズは、11歳の時にルイ・マル監督の代表作『プリティ・ベビー』で12歳の少女娼婦バイオレット役を演じて一躍有名になった。
15歳の時には「カルバン・クライン」で大胆なジーンズの広告モデルを務めたほか、映画『青い珊瑚礁』(1980年)や『エンドレス・ラブ』(1981年)では、10代半ばであるにもかかわらず過激なシーンを演じていた。
そんなブルックのドキュメンタリー映画『Pretty Baby: Brooke Shields(原題)』が、米ユタ州パークシティで開催中の「2023年サンダンス映画祭」で、現地時間20日にプレミア上映されたのだ。
同作は映画『ミス・アメリカーナ』(2020年)などで知られるラナ・ウィルソン監督による、2部構成のドキュメンタリーだ。ブルックの過去のアーカイブ映像を通して、彼女が10代の頃の時代背景を紹介している。
これまでブルックは、少女時代にハリウッドで性的に搾取されたことについて言及することはなかった。しかしドキュメンタリー映画では、