約3時間に及ぶ手術を受けながらウェールズ対イランの試合を観戦することに決めたのだ。男性がどちらのチームを応援していたのかは定かではないが、この試合は0―2でイランが勝利した。
この写真がTwitterで拡散されると、男性のワールドカップに対する熱い姿勢に多くの人が驚いた。ユーザーからは「興奮して医者を蹴飛ばさないといいけど」「私もテストを投げ出して観戦したよ」「もし応援しているチームが負けたらショックで心停止するのかな」「サッカーは単なるスポーツではなくもはや宗教に近いのかも」「手術中の良い気晴らしになるね」「この男性こそトロフィーを貰うべきじゃない?」などの声が届いており、珍しい状況に多くの人が関心を示していた。
なお局所麻酔により意識を保ったまま手術を行う場合、病院によっては好きな音楽を流してもらうこともできるようだ。リラックス効果のある音楽を聴くことで脳の働きを整えたり、心拍数を下げるなどメリットも多いという。
ちなみに今年10月には、脳機能を温存するために脳手術中にサックスを演奏する男性患者の姿を捉えた動画が注目を集めていた。
画像は『SP ZOZ MSWiA w Kielcach 2022年11月25日付Facebook「U nas pacjenci to dopiero mają serwis」』『Times Now 2022年12月8日付「‘Football is a religion’: Man watches FIFA World Cup match during surgery, photo goes viral」(Photo : Twitter)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)