インドのある女性が今年9月、医師によって無断で両方の腎臓を摘出され、命が危ぶまれる状態に陥った。女性は子宮の摘出手術を受けることになり医師に身を委ねたが、子宮ではなく腎臓を摘出されてしまったのだ。『Indiatimes.com』『GujaratSamachar』などが伝えている。
インドのビハール州ムザファルプール地区にある診療所の経営者パワン・クマール(Pawan Kumar)が現地時間16日、地元に住むスニタ・デヴィさん(Sunita Devi、30歳、報道により38歳とも)の腎臓を本人の許可に無しに摘出した容疑で逮捕された。
地元警察の調べによると、今年9月にスニタさんは腹痛のためパワンの診療所を訪れ、同月3日に子宮の摘出手術を受けることになった。ところが手術後にスニタさんの体調が悪化し、同月7日に家族に連れられて同地区にある「スリ・クリシュナ・メディカル大学病院(Sri Krishna Medical College and Hospital)」を訪れた。
そこでスニタさんは驚愕の事実を知ることとなった。検査の結果、彼女は子宮ではなく両方の腎臓が摘出されていることを医師から告げられ、この時初めてパワンの診療所で自分の腎臓を奪われたことに気づいた。その後、地元警察はスニタさんの家族の供述に基づいてパワンを逮捕した。
のちの警察の調査で、パワンのクリニックは無許可で営業し、