英ロンドンで今月1日、車よりも大きな2つの球体が街の中を転がる異様な光景が目撃された。これは強風の影響で、屋外に設置されたアート作品の一部が吹き飛ばされてしまった結果だった。車道を軽やかに飛ぶように移動していた球体だったが、幸いにもケガ人の報告は上がっていないという。『The Sun』などが伝えている。
巨大な球体が目撃されたのは今月1日のことで、英ロンドンのトッテナムコートロードを駆け抜けるように移動する球体の様子が動画で撮影された。その映像には、一般車両の高さを優に超えるほど大きな球体が転がる光景が映っていた。
球体の表面は銀色で鏡のように周囲の風景が映っており、車道を転がりながら移動していた球体が近くの街灯にぶつかると、銀色の膜が破れて中から白い球体が現れた。その後も球体は止まることなく飛ぶように道路を移動していく。続けて2つ目の銀色の巨大な球体が現れ、1つ目の球体を追いかけるようにしてゴロゴロと転がっていった。2つ目の球体が現れた時は前に1台の車が走っているのが確認でき、慌てて角を曲がって球体を避けている。最終的に2つの球体は同じ場所にとどまっており、その手前で多数の車が停車しているところで動画は終わった。
この球体はミュージシャンのマウント・キンビーさん(Mount Kimbie)とアーティストのトム・シャノンさん(Tom Shannon)が共同制作した「Four World Set」という作品の一部で、