海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】トルコで美容整形手術を受けた49歳女性、皮膚が壊死し敗血症を引き起こす(英)

今度は体が熱くなり汗をかき始めたというジャネットさん。看護師からはストレスのせいだと告げられたそうだが、何かがおかしいと感じていたという。

そして帰国後もその症状は続いたため、ジャネットさんは家庭医(GP)の診察を受けることにした。

「10月1日にイギリスに帰国した時もとても気分が悪く、ちょっとした衝撃でも痛みが走っていました。でもトルコのクリニックではそれが普通だと言われていたんです。自宅に戻ってからも体調がかなり悪く、週末はほとんど寝て過ごしていました。それで娘が心配してくれて、帰国から5日目にかかりつけの医師に診てもらうと『すぐに大きな病院に行ったほうがいい』と…。医師によると皮膚が壊死して黒ずんでいるとのことでした。それを聞いて本当に動揺したのと同時にとても腹立たしかったです。」

その後、ロイヤル・ブラックバーン病院(Royal Blackburn Hospital)で敗血症と診断され即日入院することとなったジャネットさんは9日間抗生物質の点滴を受け、さらに4日間の経口投与を経てようやく退院した。

そして今もなお傷の洗浄と経過観察のためロイヤル・プレストン病院(Royal Preston Hospital)に毎週通っているそうで、腹部の皮膚が一部壊死しているため皮膚移植が必要になる可能性もあるという。

「傷は想像よりもずっと良くなっています。ただ、腰の上の3センチほどの部分が壊死しており、かなりひどい傷跡になりそうです。治り方によっては皮膚移植が必要になるかもしれないのです。帰国してすぐ医師の診察を受けていれば、ここまで深刻な事態にはならなかったかも知れません。」

現在は回復に向かっているというジャネットさんだが、海外で整形手術を受けることのリスクについて人々に警告するために傷口の写真を公開し、その劣悪な治療とアフターケアについてこのように語っている。

「トルコの美容クリニックからはイギリスの家庭医(GP)ではなく、彼らのアフターケアクリニックに行くべきだったと言われました。そこに行かなかったから責任は取れないと…。それ以降、話をすることも拒否されました。お金を払う前は患者を安心させるためにアドバイスしてくれるのに、お金を渡した途端に知らんぷりですからね。本当に腹立たしいです。私はこのような手術を海外で受けたことをとても後悔しています。だってそんな価値なんてありませんから。」

画像は『The Mirror 2022年11月14日付「Brit mum left with ROTTING belly after flying to Turkey for £4,300 tummy tuck」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

皮膚が壊死し敗血症を引き起こした女性(画像は『The Mirror 2022年11月14日付「Brit mum left with ROTTING belly after flying to Turkey for £4,300 tummy tuck」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

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