この日が初めてではなかったようだ。デイブさんは今回の投稿でこのように綴っている。
「ほぼ毎朝、モエを連れてビーチに散歩に行くんです。私とモエはその美しい場所での時間が大好きなんです。でも最近、モエの動きに合わせてついてくる仲間が現れたんです。水面から水中へと泳いで、私たちの後を追ってくるんですよ。そんなアザラシを私たちは“サミー(Sammy)”と呼ぶことにしました。」
「サミーは数日前に自ら挨拶に来て、ずっと泳いでついて来たんです。そしてボールを投げた時にモエがキャッチできず(普段は落とさないんだけど)ボールを落としてしまい、1メートルほど泳いでボールを追いかけたんですがその時、モエとサミーは一瞬だけお互いの鼻をくっつけて匂いを嗅ぎあっていました。明らかにお互いのことが気に入った様子で、サミーは『こんにちは』とでも言ってるかのように何度か優しく鳴き声をあげていました。」
この動画の反響は大きく、ユーザーから「今まで見た中で最も驚きの映像だ」「異種間の友情は格別だよね。素晴らしい」といった声が寄せられた。また動画はTwitterアカウント名「StrictlyChristo」さんによって今月5日にシェアされたところ、253万回以上の再生回数を記録した。38秒ほどの動画だが、モエとサミーの姿は多くの人に驚きと感動を与えていた。
ちなみにサンタクルーズから海岸沿いに北上したところにアニョヌエボ州立公園がある。同公園はアザラシの保護区となっており、ガイド付きで見学もできる。そんな環境ゆえにこの地域ではサミーのような野生のアザラシに出会う確率が高いようだ。
画像は『New York Post 2022年9月10日付「Video of seal and dog playing fetch together goes viral」(Twitter/@christoq)』『Dave “Nelly” Nelson 2022年8月12日付Instagram「Almost every morning I take Moe (Mokuleia) to the beach.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)