約46キロの巨大な腫瘍が摘出された。女性の手術前の身長は153センチ、体重が約150キロだったというから、体重の約3分の1を腫瘍が占めていたことになる。
ボーチャット外科医は「腫瘍は女性の骨盤腔全体を埋め尽くし、腹部から肝臓上部にまで達していました。医師歴23年になりますが、これだけ大きな腫瘍を見たのは初めてです」と今でも信じられないといった様子で語ると、こう明かした。
「腫瘍が最初に発生したのは子宮ではないかと推測しています。念のため腫瘍の一部を切り取って生検を行っており、15~20日以内には詳細が分かるでしょう。」
なお女性は自力呼吸や会話もできるうえ薬の量も減り、すでに米や豆を食べるなど順調に回復しているが、ボーチャット外科医は「もし体に異常を感じたら、症状が進行する前に医師の診察を受けることをお勧めします」と呼びかけた。
ちなみにインドでは今年1月、56歳の女性の腹部から47キロの腫瘍が摘出された。手術後の女性の体重は49キロで、腫瘍とほぼ同じ重さだった。
画像2~4枚目は『G1 2022年9月1日付「Tumor com cerca de 46 kg é retirado de mulher em cirurgia de emergência em Itaperuna, no RJ」(Foto: Reprodução/Instagram)』『JORNAL AURORA 2022年9月1日付「Tumor com cerca de 46 kg é retirado de mulher em cirurgia de emergência em Itaperuna」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)