当日の「正午過ぎに付近一体に悪臭がしていた」と話しており、この男性は火葬場で働いていた経験からすぐに遺体が発する臭いだと気づいたそうだ。
警察は遺体を住居から運び出して引き続き捜査を行っているが、捜査当局は「通報した家族は殺人などに一切関与していない」と発表している。また警察は、問題のスーツケースが保管されていたオークランドのパパトエトエにある貸し倉庫の所有者に協力を仰ぎ、殺人事件として捜査を進めているそうだ。
なお遺体が入っていたスーツケースは複数とされているが、正確にいくつあるのか、犠牲者は何人なのかなど詳細についての発表はなく、警察の広報担当者からは地元メディアを通して次のような声明があった。
「国民の関心が高いことは理解していますが、警察では公表する前にまだ多くの捜査を行う必要があるのです。」
なかでも最優先しなければならないのが遺体の身元特定で、これが判明したのちに事件の背景が見えてくると述べており、警察では遺体の検視が終わるのを待っている状態という。
今回予期せず、遺体を目の当たりにしてしまった家族はかなりのショックを受けたことと思われるが、2020年6月にはアメリカで10代の少年少女のグループがTikTokの撮影中にビーチで遺体の一部が入ったスーツケースを見つけ、彼らは大きなトラウマを抱えてしまったようだ。
画像は『Newshub 2022年8月15日付「Human remains found at Auckland home were part of trailer load of items picked up from storage unit」(Credits: Newshub.)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)