海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】家族同然の愛犬が行方不明に 10か月以上も見つからず発見者に報奨金245万円を用意(英)

10か月以上が経った今も買い物に出るたびにフロッシーの姿を探し、ギルさんに会うたびにフロッシーが見つかったかどうか尋ねているという。

あまりにも落ち込むジムさんの姿を見たギルさんは、フロッシーの写真を載せた迷い犬ポスターを手にするジムさんの姿を撮影し、TwitterやFacebookなどのSNSに投稿した。作成した迷い犬ポスターには、フロッシーに関する情報を提供してくれた人やフロッシーを見つけてくれた人への報奨金として15000ポンド(約245万円)を用意していると記載されていた。

ジムさんの悲しそうな表情や報奨金の額が多くの人の目を引き、瞬く間に大きな話題を呼んだ。また多くの地元メディアに取り上げられ、英女優のブレンダ・ブレッシンさん(Brenda Blethyn)や英小説家のアン・クリーヴスさん(Ann Cleeves)など著名人もギルさんの投稿をシェアしてフロッシーの捜索の手助けを行った。

大きな話題となったことについて、ギルさんは次のように明かしている。

「投稿のシェア数や閲覧数を見るたびに数字が増え続けており、今回の投稿がこれほど多くの人の心に触れたことに驚いています。投稿をシェアするのには時間や労力、思考が必要で、ただクリックすればいいという単純なものではないと分かっています。このことを考えると多くの人のサポートには感謝しかありません。」

「私の父は91歳ですが、この年齢になると人生の中であまり多くのことが起こらなくなります。フロッシーは父が飼っていたわけではありませんが家族を失ったも同然で、この事実が多くの人の心の琴線に触れたのかもしれません。」

散歩中にどこかへ走り去ってしまったフロッシー(画像は『Metro 2022年7月17日付「Pensioner, 91, offers £15,000 reward in hope of finding lost dog」(Picture: Triangle News)』のスクリーンショット)

これだけ大きな注目を集めたが、フロッシーの発見に繋がる有力な手掛かりは得られていないという。フロッシーが盗まれた可能性も考えているというギルさんは「私たちはフロッシーを取り戻すということしか頭にありません。もし誰かがすでにフロッシーを見つけていてそのまま飼っていたとしても責めるつもりはないですし、『フロッシーを見つけた』と言って連れてきてくれればそれでいいのです。お願いですからあの子を返してください。望むのであればお金はここにあります。私たちはただフロッシーを取り戻したいのです」と悲痛な思いを訴えている。

画像は『Flossie Come Home 2022年7月2日付Twitter「This is my Dad. He’s 91.」』『Metro 2022年7月17日付「Pensioner, 91, offers £15,000 reward in hope of finding lost dog」(Picture: Triangle News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

フロッシーの写真を載せたポスター(画像は『Flossie Come Home 2022年7月2日付Twitter「This is my Dad. He’s 91.」』のスクリーンショット)

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