このイヤリングは妃が22歳の誕生日を迎えた1983年にチャールズ皇太子から贈られたものだという。
ケンジントン宮殿のキュレーターを務めるクラウディア・ウィリアムズさんは、英メディア『Town & Country Magazine』の取材に応じ「ベイリー氏による他の写真は、ダイアナ妃がカメラに向かって温かく微笑んでいる標準的なものが多い」と述べ、今回の写真との違いをこう明かした。
「私にとってこの写真は、最もパワフルなものです。ダイアナ妃を全く異なる角度から見せている。カメラから少し距離を置きストイックな姿を見せるということは、事実上彼女が全く違うことをしているという意味なのです。」
イベントを主催する「Historic Royal Palace(ヒストリック・ロイヤル・パレス)」は、ダイアナ妃がベイリー氏を選んだ理由について「彼女自身のために新しい写真のアイデンティティを確立したいという願望を反映したものだ」と説明している。
この写真を「Historic Royal Palace」の公式SNSが公開すると、王室ファンからは「なんて印象的な横顔! なぜ今まで未公開だったの」「とても綺麗。最高に美しい作品になるのでは」「力強さと優しさが表現されている」「クラシックビューティ!」と絶賛の声が続々と寄せられた。
画像2、3枚目は『Historic Royal Palaces 2022年3月2日付Instagram「In this never-before-seen image from 1988, Diana, Princess of Wales is captured by David Bailey.」』『David Bailey 2020年10月20日付Instagram「Bailey’s autobiography LOOK AGAIN will be reaching bookshops on 29 October.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)