彼女は「大丈夫です」と返したようだ。ティムさんも心配して「どこをぶつけたの?」と尋ねると、トーリさんは「わからないわ、ティム。これまでの人生が走馬灯のように目の前でチカチカしてたんだけど、これはテレビの生中継よ。何も問題はないわ」と答えている。
トーリさんは車にはねられたにもかかわらず、なるべく大事にならないように配慮しているのか「ティム、私たちは再び現場のリポートを続けますよね?」と言い、そのまま水道管の破裂についてリポートを続けたのだった。
この生中継の映像がSNSで拡散されると、このような声があがった。
「彼女がすぐに起き上がって『大丈夫です』と言ってもやっぱり心配だよ。」
「今日のトーリは2022年に私が見たテレビの中で最も前向きなものだったよ。」
「これはトーリにとって本当に恐ろしい瞬間だったと思う。彼女がプロであることは間違いないね。」
一方で「トーリさんを心配する素振りが見られなかった」とティムさんを非難する人もいたようだが、トーリさんは生中継が終わった後に念のため病院で診察を受けたという。
ちなみにトーリさんは事故に遭う前、今月21日で同局のリポーターの仕事を終え、2月からはペンシルベニア州でABC系列のテレビ局「WTAE-TV」で働くとFacebookに明かしていた。
"We're good, Tim." pic.twitter.com/9kn2YElDLK
— Timothy Burke (@bubbaprog) January 20, 2022
画像は『New York Post 2022年1月20日付「West Virginia reporter hit by car on live TV ― and continues reporting」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)