ポーランド症候群ではないかと伝えたものの、当時はあまり知られていない病名だったことから医師に「聞いたことのない病名だ」と言われてしまったという。その後、レベッカさんは国民保健サービス(NHS)から「左右同じ大きさにするために左の胸の豊胸手術を受けるように」と勧められたが断ったそうで、当時のことを次のように明かしている。
「乳房専門医から無償で豊胸手術の提案を受けたのですが、私は手術を断りました。そして『手術ではなくなぜ自分がこのような症状なのか情報が欲しい。胸を変えるのではなくどう向き合っていくか知りたい』と伝えました。」
「私は(手術に反対ではなく)誰もが自分の体をどうするか選択できるべきだと思っています。もし自分が手術を望むのであれば受けるべきだし、それで気持ちが和らぐという人がいるなら私はその決断を100パーセント支持します。」
そしてレベッカさんは10代で同じ悩みを抱えている人がいるに違いないと考え、YouTubeに自分の胸の症状についての動画を投稿するようになった。するとレベッカさんのもとには同じ症状で悩んでいる人たちからメッセージが届き、なかにはアドバイスを求める声も見られたという。
またポーランド症候群ではない人からも「学びを得ることができた」と感謝する声もあったようだ。
レベッカさんは現在、自分の体の違いを受け入れて愛することができるまでになったそうで、すべての女性が自分の体に自信を持って気持ちよく毎日を過ごしてくれることを願っているという。
画像は『The Sun 2022年1月14日付「BOOB OFF My boobs are totally different sizes – I have an A cup and a D cup – men say I show them off just to get attention」(Media Drum World)(Credit: mediadrumimages.com/@beccabutche)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)