同乗者たちは呆然としており「彼が通り過ぎたことも分からなかったよ」と口にしている様子も映っていた。
バスを通過した後、エフゲニーさんはそのまま地面に着地した。フロントガラスを通過する時に足をぶつけてしまったそうだが、バイク用のブーツを履いていたおかげでケガはなかったという。
もともと庭師として働いていたエフゲニーさんは2018年からスタントマンに転身して危険な挑戦を続けており、昨年9月に行ったスタントで背骨を折る大ケガをしたばかりだった。この時はBMWに乗り込み、幅131フィート(約40メートル)の川を大ジャンプで飛び越えるという挑戦だった。越えることはできたのだが、対岸での着地時の衝撃で背骨を骨折してしまったという。
一時は足の感覚がない状態にまで陥っていたという報道もあり、エフゲニーさんはしばらく入院生活を送っていた。しかし大ケガをしたにもかかわらず、「背骨を骨折したことでさらに強くなった」と前向きなコメントをしたエフゲニーさんには、スタントマンを辞めるという選択肢はなかったようだ。
そんなエフゲニーさんが行った今回の復帰スタントを見た人からは「これは素晴らしい。よく帰って来てくれた」「計算し尽くされたスタントだね」といった声や、「なぜわざわざこんな危険を冒すのだろう」「さすがロシアと言ったところかな」「これがロシアの日常なのか」など危険すぎる挑戦を疑問視するコメントも多数寄せられていた。
画像は『chebotarev_evgeny 2022年1月16日付Instagram「#71 Первый в мире пролёт сквозь」、2022年1月17日付Instagram「Я сам сижу и ничего не пойму」、2022年1月17日付Instagram「Оцените трюк от 1 до 10 баллов И в чем же была опасность ???」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)