首の部分からぽっきりと折れてしまっていたのだ。
当時の様子を捉えた映像には、2体のシロクマがパレード車とともに歩いているのが確認できるが、1体の首が完全に折れてしまい、重そうな頭が横に垂れ下がっている。あまりにも可哀そうな姿だが周囲には慌てている様子のスタッフは1人もおらず、一緒に歩いていたカメラマンは気にする素振りを見せずに撮影を続けていた。
明らかなミスにもかかわらず何食わぬ様子で続くパレードがTwitterなどのSNSで公開されると、「誰かシロクマを助けてあげて…」「寝違えちゃったのかな?」「ゾンビのクマなんて、子どもはトラウマだ」「地球温暖化のせいか」などジョークを飛ばす声が集まった。
なお今回着ぐるみの首が曲がってしまったのは、着ぐるみ内部の呼吸装置が曲がってしまったことが原因だと報じられている。イベント主催者に確認するとGOサインが出たため、首が折れ曲がったままパレードに参加することになったという。
このシロクマの着ぐるみを製作したスペイン南部アンダルシア州の会社の広報担当者は、今回の件について以下のようにコメントしている。
「私たちはスペイン全土でパレードを行っており、13年の経験があります。その日は複数の都市で同時にいくつものパレードが行われていました。そのなかでミスが発覚し、そのミスが今回の出来事でした。私は面白がってくれた人が多くいて嬉しいですが、私の同僚はそうは思ってないようです。」
El oso perjudicado. Viva Cádiz. pic.twitter.com/jalulN7FTq
— NIPORWIFI © (@niporwifi) January 5, 2022
画像は『NIPORWIFI 2022年1月6日付Twitter「El oso perjudicado. Viva Cádiz.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)